フィジー留学は安全?治安や評判・食事情報など<半年住んでいた女が語る>

フィジー留学1

日本から脱出して自由になりたい…!

そう思い、ふらっとフィジーへ留学してきた20代。
なんだかんだで半年間住んでしまったのでその経験や体験などを黙々と綴っていきます。

フィジー留学したきっかけ

最近ネット広告やテレビなどでちらほら見る機会がある「フィジー格安留学」
20代の筆者は会社疲れ、心はボロボロ…この機会に留学してしまえ!っと思い切ってフィジーへ旅立ちました。

フィジー留学をお願いしたのは先述した「フィジー留学 South Pacific Free Bird」さん。
ここの社長である谷口浩さんは、テレビで特集された事もある方ですね。

ここのエージェンの魅力はなんといっても

  • 留学費用の安さ
  • ホームステイ先を紹介してくれる

…という点。
留学費用が安いのは物価が安いからだと思うけどね。
留学しようと決意して2ヶ月位してから旅立ちました。

フィジー留学は安全なのか?治安はどう?

気になるのがフィジーの治安だと思います。
人それぞれ感じ方が違うと思いますが、基本的にはおおらかな人が多いので「治安は良い方」だと思われます。

…といっても、深夜歩いたり、知らない人にふらふらついていったりすると危険。
そのあたりは日本と変わらないのでご注意を。

危ない場所

個人的に危ないなと思ったのが深夜のバーとかお酒絡みの場所。
フィジー滞在中にスリにあったり、旅行者と殴り合いをしている日本人の話は聞きました。
どこの国でも同じだと思うのでご注意を。

海キレイ!

筆者はあまり海は好きじゃないんだけども、フィジーには美しい海がある。
中でも感動したのがフィジーの世界遺産「レブカ島」

フィジー留学2

泳いでないけど美しすぎて唖然とした。

フィジー留学の評判・感想

そして気になるフィジー留学の所感。

英語は通じるのか?

フィジー留学前には不安だった「英語」
ここが結構気になっていたのですが、案外平気

その理由として考えられるのは、

  • 簡単な日本語をゆっくり話してくれる人が多い
  • 最悪ジェスチャーで教えてくれる
  • 日本人が多い

などなど。
フィジアンの人柄が温かい。
一生懸命話を聞いてくれるし、話をわかり易く説明してくれる。

ホームステイ先

フィジーには主にフィジアン・インディアンが多くすんでいます。
ホームステイ先はランダムで決まります。

筆者の場合はインド人の家に住ませてもらいました。
毎日カレーだけどインド人のカレーレパートリーは豊富で飽きないのが不思議。

…が人によっては結構問題があった様子。
例えばホームステイ先の家族と仲が悪い、ゴキブリ・カエルが部屋に入ってくる、など。
ホームステイ先は「運」とか「ご縁」だと思われますが、最悪の場合エージェントさんに依頼してホームステイ先を変更可能だとか。

[adsense]

フィジーの語学学校

フィジーの語学学校は、日本人がわんさか。
日本人以外では中国・韓国・モンゴル人・その他といった感じ。
年齢層は本当に様々で下は16歳~80歳。
英語の教材は確かオックスフォードの本をレンタルしてくれる。(Oxfordじゃなかったらゴメンなさい。記憶あいまい)

英語クラスはレベル毎に分かれていてテストを受けて合格すると進級出来る。
(そのテストも対して難しくなかった記憶が…)

学校にはEOP(English Only Policy)というルールがあって、学校内で英語以外の言葉を3回話したら退学(=強制帰国)というシビアなもの。
これ引っかかっている人結構いたな。本当に退学している人いたのでご注意を。

面白かったのが生徒同士の人間関係・恋愛事情という事は内緒。

虫がすごい

実際に虫が嫌すぎて帰国する日程を早めた人もいます。

虫、多いよ。

蚊はもちろんですが一番深刻なのは『ベットバグ』 というトコジラミ(南京虫)。
人間の血を吸う野郎なのですが、一度血を吸った箇所からちょっと移動してまた血を吸う。
つまり、皮膚に血を吸った後が2~3個続いています。めちゃめちゃ痒いし、皮膚に点々と赤いのが出来るから見た目も悪くなる。

また筆者の経験では、『ベットバグ』 ではない名前の知らない虫達に襲われた事あり。
二、三日寝ている時になんか身体が痒いなぁと思ったらベットの下に謎の虫がビッシリうようよおった。
流石に「ひいい!」となったけど、ホームステイ先のママに言ったら直ぐに助けてもらった。

犬が危ない

フィジーには野生の犬がウヨウヨおる。もちろん狂犬病の予防接種なんて受けてなく危険。

そして、なにより犬の攻撃(物理)が本当に恐ろしい。
野生の犬、2,3匹に囲まれると「やばい!!」ってなる。

なので武器(傘)とか持っていた方が安心。

人が温かい

フィジアンは何と言っても「大らか」で温かな性格。
道ですれ違うと当たり前のように「BULLA(ブラ)!」と挨拶をしてくれます。

ダイエットの為にお散歩していたら、知らないおばあちゃんが「お金がなくてバスに乗れないのね?これを使いなさい」とお金を渡そうとしてくれた事もあった。
今度家に遊びにいくね!と約束したら美味しいケーキを作ってくれたり、川に入って魚をとってくれていた。

村の村長さんに「You are our family.」と言ってくれたのは一生忘れないな。

フィジー留学3

フィジー伝統の飲み物「カバ」には気をつけろ

フィジー伝統の飲み物「カバ」、フィジー語でYagona(ヤンゴーナ)。
フィジーに旅行した時には一回飲んで欲しいのですが、これ決して美味しくはない。
胡椒科の植物の根っこを粉末にして水を加えて、みんなで回し飲みするものなんですが、徐々に舌が痺れてくる。

しかも、ルールが結構厳しかった。
作法としては、カバの入った容器を囲ってそれを一つのカップで回し飲み。
カップがきたら手をパンっと一度叩き一気飲みをするんだけども、これ途中退席ができないくさい。

初めは興味で現地の人に混ぜて貰ったけど、カップを飲み干すほど皆静かに、そして苦痛の表情になっていく。
伝統だからルールを守るのは分かるけど、継ぎ足されていくカバ、そしてフィジアン達の変化していく表情。

いつ終わるのかわからないカバパーティ。
観光地で飲む時はしらないけど、現地の人とカバパーティする時は気をつけろ。
(いい思い出でしたがw)

フィジーの食事について

嫌いな食べ物がない筆者。
それもあってか、フィジーのご飯がめちゃくちゃ美味しくいただけました!!!

カレーはもちろん、手作りドーナッツやケーキ、インドのお菓子。

フィジー留学5

名も知れない植物とシーチキンの和物。キャッサバ。
この野菜一体なんだったんだろう。
この後、外からレモンの香りがする葉っぱを熱いお湯で蒸らして砂糖を大さじ3杯位入れた即席レモンティーを頂いた。
フィジアン甘いの大好き。

フィジー留学4

道端で食べたフィジービールとたぬきうどん(これは筆者があげた)とココナッツ。
ココナッツセーラーが結構道にいるので、美味しいココナッツが安く買える。
というかビールも安いのだ。熱い地域なので薄めになっているのでゴクゴクいける。

フィジー留学7

ココンダが最強に美味しかった…
ココナッツミルクで生魚をつけたもの。

フィジー留学8

…とフィジーの食べ物については語り尽くせない。
フィジーのご飯を食べにフィジーに旅行したいくらいだ。

英語は話せる様になるのか

これは、本当に人それぞれの努力・やり方次第だと思われます。
日本人の学生同士で固まってればそれは日本語しか話さないし、一切日本語を話さない留学生活を送る人もいます。

ここに関しては、「スポーツジムに通う=痩せる」 という思い込みが成り立たないように

「語学留学=英語が話せる様になる」という訳では決してない。

というか、フィジー留学する前にしっかり英語の予習して、フィジーで実践する人の方がやり方として正解だと思う。
留学中に「しっかり勉強しておけばよかった…」と悔やむ前に事前に英語やっておくことを強く推奨します。



まとめ

フィジー留学についてまとめていきました。
なんだかんだフィジーにいって経験できた事、学んだ事が今も生きている気がする。

人の優しさを思い出させてくれるフィジー。大好きな国です。