ペットロスが辛い…犬の死を受け入れられない苦しさをどうしたらいい?<体験談>

大好きな愛犬を失ったとき、本当に苦しいです。
今回の記事はそんな苦しい時期の乗り越え方を自分なりに考えて綴ってみました。

立て続けに失った家族達

2017年5月23日に18年間連れ添った愛犬を失いました。
ここ最近体力を失っていつ亡くなってもおかしくない状態だった愛犬。
最期は筆者の膝の上で息を引き取りました。

■老犬が歩けない・餌を食べない状態になった

そしてあろうことか、3歳のうさぎを次の日(24日)に失いました。
うさぎちゃんは、5日位前からご飯を食べず糞が一切でない状態に。

うさぎのこの状態は危険なので直ぐに病院へ連れていきました。
病院ではだいぶ状態が落ち着いたけど、急変する恐れがあるのでもう一泊、もう一泊と入院日が増えていきました。

そして病院からの電話「様態が急変してウサギが亡くなった」

短期間に立て続けに大事な家族を失い「誰かの呪い」とか「偶然ではない」とか普段だったら考えるかもしれませんが、そんな事よりも「命がふたつ消えた」という事実以外考える事が出来ませんでした。

ペットロスが辛い

ほぼ同時期に失った二匹の家族。
いわゆるペットロス的な感じになっていると思います。
筆者が思う「ペットロスになっていの状態」は以下です。

夜中眠れない

人といるとまだマシなんですが、夜寝る前にポロポロと涙がでてきて止まらない。
そして眠ったとしても、夢にふっとわんことうさぎちゃんの顔が出てくる。

それで起きてしまう。
ひどい時は、夢の中でわんこのニオイがしてきて目を覚ましてしまう事もあった。
とにかく眠れない日が続きました。

存在していたものがなくなっている違和感

今までいたものがいないって「違和感」が凄い気持ち悪くて吐きそうだった。

心に穴があいた状態ってこういうのを言うんだと思います。
「いなくなった実感がない」「昨日までいたのになんで今いないのか?」と心と思考がぐちゃぐちゃになる。

これは、夢ですぐに動物たちが帰ってくるだろうという意味の分からない期待が辛い。

食事がとれない

私の場合は、2,3日まともにご飯を食べれなくなりました。
今は少しずつご飯を食べていますが、胃が動いてくれない感じ。

大好きなコーヒーもしばらくは駄目だった。

時間が過ぎるのが遅くなる

なぜか時間が過ぎるのが遅く感じます。
早く悲しい記憶・感情を忘れたいのに時間経過が遅い。

人生が楽しくなくなる

これは時間が経過すれば落ち着くとわかっているのですが、家族を失った時は
「こんな人生なにが楽しいの?」と本当に思ってしまう。

悲しみが大きすぎて、なんで自分が生きているかわからなくなる。

鬱なのかなと思ったけど、何かを失った時の喪失感からくるこの気持ち
皆もなってるみたい。

死を受け入れられない苦しさをどうしたらいい?

いつまでも死を受けられなくて立ち直れない時の対処法を自分なりに考えてみました。

ペットの写真・動画をみる

筆者の場合はこれで「ホッ」と気持ちを落ち着かせる事ができました。
人によっては思い出してしまって余計悲しくなると思う方がいるかもしれません。

筆者の場合は動いていない・今までいたペットがいないという違和感が苦しかったので、その子達の動画・写真をみて気持ちを落ち着かせていきました。ほっっっんのちょっとだけ気が紛れた。

またペットを飼う

なくなったペットと同じ種類を飼うという方を結構知っているんですが、今回自分が体験してその気持が少し理解する事が出来ました。

「今まで存在していた子がいなくなった」違和感に耐えられない。
その違和感を埋めてくれるのが新しいペットなんだと思います。

ペットの悲しみの穴を埋めてくれるのはペットという事なのかな?

新しい子に救われて気持ちが落ちつくと、きっと亡くなった子の「死」と向き合う事が出来てくる様になると思います。
そしてまた無償の愛をペットに与える事が生きがいになると思います。

筆者の場合はまたご縁のある子がいたら一緒に暮らしたいと思っています。

また再開できると信じる

筆者が死んだ後、天国であえるかもしれない。
輪廻転生じゃないけどまた生まれ変わって筆者のところへ帰ってきてくれるかもしれない。

そうやって「いつかきっと再開できる」って思い込み、少し楽になりました。
スピリチュアル的な事とかはわからないけど、生まれ変わりとか信じたいものですね。

※追記
たまに聞く話ですが、ペットはもういないのに足音や水を飲む音などか聞こえたといった方も多いようです。
我が家でも、夜中愛犬のいつも寝る前につく「ふぅー」という呼吸音が聞こえました。
家族も同じことをいっていたので、ちょっと驚愕。

魂はまだ「そこ」にいるのか。

まとめ

今回はペットロスを乗り越える為の方法を考えていきました。
大事な家族を失うという事は想像以上に辛い事です。

ただ、いなくなってしまった子達と過ごした日々は一生忘れる事はないと思います。

動物を飼うって事は最後まで責任をもってその最期を看取る事。
その最期の瞬間まで、ペット達を愛する事が出来たのが飼い主さんの誇りだと思います。

いつか会えるかもしれない、死んでしまった子達に「最期の別れは辛かったけど一緒に過ごせて幸せだった、ありがとう」と言いたいです。